< 虫探し、虫調べ >

虫好きがたくさんいます。子どもの特権とも言える、なんでも見たい、触りたい。

虫もその中の一つ。ワイワイ探し、ワイワイ調べる。

うんうん、いいぞ!自分で見つけて、図鑑で調べて、こうして野外観察の楽しさを知ってください。

自分で調べたことは一生の宝物です。

図鑑はその一つのことだけでなく、その周辺のことも同時に教えてくれます。

そこがネットと違うところ。

何を見つけて何を調べているのかは、子どもの世界、子どもの領域です。

先生は呼ばれたら初めて出ていけばいい。

さて、何が話題になっているのか?

虫探し、虫調べ!ちなみにそれは、コカマキリ。両前足の裏側に黒い模様があるのが特徴です。

こうして頭にインプット完了。

 

< 気候サミット >

心配された台風16号が去りました。

しかしその空はいわし雲ではなく、ひつじ雲です。

風も西風では涼しさは感じられません。

天高い秋は、少しヒヤッとする北東風を感じたいところです。

国連では気候サミットが開かれています。

真剣に二酸化炭素排出量を抑えるべく、初めて排出量第1位の中国と第2位のアメリカが何らかの方策方法を打ち出すことを約束しました。

今更ですが、やっと二酸化炭素削減の第1歩です。

フロンガスを全世界統一して削減していることからも、世界の大国2国が政策を打ち出すことは必須でした。

秋晴れのすがすがしい日が1日でも多くなるように。

そして局地的な自然災害を最小限に抑えられるように。

実行するのは私たち人類です。

日常生活の小さな二酸化炭素を、とにかく意識してなくしましょう。

未来に生きる、現子どもたちのためにも、大人が実行しないとなりません。

この問題は子ども環境管理士にも課された問題です。

そしてなんとこの資格を取るべく、勉強している有志先生が2人!出現しました。

喜ばしいことですが、資格に相当する体験を積んでいるのか、先輩としては大分不安なところです。

まっ、少しでも意識共有できる人が増えることはマイナスにはならないでしょう。

明日からは秋晴れが続く予報が出ています。

入道雲から鰯雲へ!季節が移っていきます。

Filed under: こども環境管理士,世界,社会情勢 — itsuko 14:39

< 世の中、何が起きるかわからない! >

世界史を学んでいた頃、イギリスから独立を望む人たちがいるなんて考えもしませんでした。

結果としてそれは実らなかったようですが、世の中何が起きるかわかりませんね。

あの大英帝国が分裂の危機にあったわけです。

ネット上ではまさかの沖縄まで話に出され、そんな心配大きなお世話のような、いい加減情報も流れています。

さてさて、運動会のリハーサルを終え、子どもたちは意気揚々。

本当の日はお父さん、お母さんが見に来てくれることを楽しみにしているようです。

当日まであと少し。

でも何が起きるかわかりませんから^^;

いつも通り落ち着いて、怪我などしないように過ごしましょう。

シンジュサンが1頭、繭を作りました。

透き通るような糸を吐き、中に篭もりました。いよいよ蛹です。

真っ白な繭がうす茶色になってきました。

蛹になっているのでしょうか?

これから何が起こるかわかりません。私には未知の生態を楽しみたいと思います。

お山にはなんともビックリなキノコあり。

キツネノチャブクロの別名がある、ノウタケ。

食べられますが、まずいです。(体験者は語る!)

何が起きるかわからない世の中なので、このキノコもいつかは美味しくなる日が来るかもしれません!

発生直後;

1週間後;

この後は、森の分解者(ダンゴムシやナメクジやクチキムシなどなど)に綺麗にされて、土に還ります。

何も起きない週末でありますように・・・・・。

おしまい!

< シンジュサンです。 >

連休をいかがお過ごしでしたか?

まあまあのお天気で、お出かけした方も多かった事でしょう。

今日はお休みも多かったですよ。

風邪が流行っていますが、お出かけの疲れが出ていませんか???

子どもたちの生活リズムにあったお休みのスケジュールを立ててくださいね。

本業は幼稚園での活動であり、学校への登校ですから!

さて、シンジュサンをご存知ですか?

大きなこのイモムシは、そうご想像の通り、蛾 の幼虫です。

ヤママユ科の大型蛾の終齡幼虫です。

しかし!「動く宝石」と称されるくらい人気者で、愛好家も居るほどです。

幼稚園のお山のカラスザンショウの木の高い枝先で初発見です。

今日はO先生に手伝ってもらい、採取してきました。

O先生は蚊に刺されながら、私に付き合ってくれました。

お山でふたり揃って一体何をしているんでしょう\^0^/(ホホホ)

しかし見事に採取成功し、これから蛹や繭作りを無事に世話しなければなりません。

幼虫を見て子どもたちは、あまりの大きさと何とも綺麗な不思議さでキョトンとしていました。

触るとゴツゴツしています。見ての通りでした。

大きさは成人女性の親指ほどです。

でも葉を懸命に食べている様子は、

とてもかわいいლ(╹◡╹ლ)です。

幼稚園にお越しの際は是非ご覧下さいね。

そうそう見られる幼虫ではありませんので!(採取が高木葉先につき困難。)

ちなみに宝石だからって名前が真珠なわけではありません。

シンジュ(ニガキ科)という木本の葉を食べるからです。蝶や蛾は食べる葉が大体決まっているのです。

逆に言えば、どの幼虫がどの葉を食べるかを知っていれば、木や草を見つければ幼虫が見つかるわけです。

自然とは実に上手く成り立っているのです。

 

< 宇宙の日 >

海外ニュースを見ていたら、「オゾン層が回復してきた」という話題を流していました。

良かったですね。世界的な地球環境保全対策の取り組みの成功例になるだろう、とのことです。

しっかりと効果が出るのは100年後だそうですが、とりあえず良かったです。

冷蔵庫や空調機に使われているフロンガスを世界一斉に廃止したからの成果です。

二酸化炭素はそうはいかない・・・。

温暖化の影響で、それこそ地球中異常気象で心配されます。

それもこれも二酸化炭素の排出増によるもの。

原発があちこちで止まっているので以前より増えているし、

益々経済発展を進めているし、人間活動は留まる事を知りません。

宇宙の日でもそう簡単に宇宙に行って、人々が暮らすなんて出来ないし、

想像や研究での知見を活かすしかありません。

地球がダメなら宇宙へ出るか?でも宇宙はゴミだらけらしいし???

宇宙人に助けて貰わないとダメかもね???

そんな週末を迎えて、欠席者が少なくなって、お天気も安定しそうです。

この連休は体調に気をつけて、秋をどっぷり感じてください。

明日は一般開放ですが、お山は開放中止とします。

念のため、蚊が収束する11月上旬まで締め切ります。

ではおしまい。

 

Filed under: こども環境管理士,宇宙,未分類 — itsuko 16:54

< 子どもって、素晴らしい! >

年長女子「先生、熱の蚊いる? ねえ先生、熱の蚊いるの???」

山へ一緒に行って、私の後を追いかけながら必死で問いかけて来る。

本人は遊びスモックも何も身につけず、いつもの制服。

「先生、熱の蚊いる?」

私:「熱の蚊はいない。でも人を刺す蚊はいっぱいいるよ。

ほらほら、じっとしていると刺されちゃうよーーーー。」

女子:「キャーーーー(≧∇≦*)」

と言いながら山を降りる気配なし。

子どもは素直で本当にいい。少し心配で、ちょっと聞いてみて、でも現場ではそれより楽しいことがいっぱいあって!!!

いいね、子どもたち!

またまた別の年長女子、

「先生、私最近セミの羽見つけるの。」

私:「あら、そう。どうしてだろう・・・」

女子:「うーーーん、夏が終わっちゃうから?もうすぐ死んじゃうから・・・・」

私:「そうね。よく見ているね。もうすぐ命が終わっちゃうのね。今年も鳴いてくれて、ありがとうって言わなきゃね。」

女子:「まだアブラゼミは鳴いてるね。」

私:「うんうん、よく知ってるね。ちゃんとセミの声、聞けてるのね。素晴らしい!周りをよく見てるのね。」

女子:ヽ(*´∀`)ノ

子どもって本当に素晴らしい。ずっと、ずっと、この感性を持ち続けて欲しいです。

今日は職員会議。

せっかく飼育しているクツワムシやスズムシを真剣に見ていない先生方。

その虫たちの鳴き方さえほとんど認知なし・・・。

会議の中で簡単な自然体験研修。

きちんと見させて、記憶にとどめる。教員としての知見を蓄える。

そしてクツワムシが食べる葉、クズ(マメ科)の花の香りを嗅いでもらいました。

その香りをどのような言葉で表現するか、語彙力が試されます。

ワインのソムリエではありませんが、自分の感じたことを表現する力も身につけます。

「甘い、蒲萄のような香り」

「いい香り、芳香剤に使われているような匂い」

「やさしい香りで、昔草むらで嗅いだ匂いを思い出した。」

「甘すぎて、ちょっと蒸せてしまった。」

いろいろ出ましたが、子どもの方がしっかり感性を捉えているかもしれませんね。

何しろこんな回答もあるくらいです。

どれだけ野外での実体験が乏しいかが、よくわかります。

「お花の匂い」(゜д゜)● ● ● Σ(゚д゚lll)

私の質問の仕方が悪かったのか、そのまんま・・・・・・・、具体的な表現なし!

先生方の感性をもっともっと豊かにし、子供たちと共有しなければ!

<自然災害とどう向き合うか >

また大きな災害が発生しました。幼い命も含む、多くの命が奪われました。

本当に恐ろしい自然災害。

毎年発生するこの災害と、どのように向き合えばいいのでしょうか・・・・・。

予想を上回る雨量や風力。過去のデータを取っ手しても、どれもが最大で、今後も増えると言います。

一人一人が出来ることはあるのでしょうか?

そして自然災害を見越して生活基盤を選択する方法が必要なのでしょうか?

報道を目にする度に、我が生活拠点の安全を考えてしまいます。

今はこれ以上災害規模が大きくならず、災害に見舞われた方々が1日も早く安心できることを願うばかりです。

丹沢を流れる河川でも、幼い子どもの命が奪われました。

遠い地の話では無く、ふと気がつくと目の前に来ているかもしれません。

夏休みはもう少しで終わりですが、どうぞこれからも気象情報に注意して、

そして生活する周辺や活動場所の安全を少し気にしてみましょう。

このほんの小さな配慮や心がけが、あなたのそして家族の命を救うことになるはずです。

 

Filed under: こども環境管理士,宇宙,社会情勢 — itsuko 17:59

< 台風、大丈夫・・・ > 

調度お盆休みに入ってのこの台風。多くの方がお困りでしょう。

被害が出ないうちに過ぎ去って欲しいところですが、なかなか勢力が衰えません。

皆様、大丈夫でしょうか!

夏休みで計画を立てていた方も、どうぞ自然災害には逆らわず、身の安全を一番に行動してください。

私は少し風雨が治まったら、お山を見に行くことにします。

自然の猛威はこれから益々大きくなる傾向。

人が心掛けることは果たしてあるのでしょうか???そしてそれが自然現象に通じるのでしょうか???

世界全体で考えないとね。

海外へ出る方には、エボラ出血熱という底知れない恐怖にも用心が必要です。

地球で生きるのも、うかうかしていられませんよ!!!^^;

Filed under: こども環境管理士,世界,社会情勢 — itsuko 13:57

< 脱皮しました >

本日、ショウリョウバッタの最終齢脱皮に遭遇しました。

メスは大きくなりますね。これからオスを探して我が家の野原(芝生がほとんど野原化しています^^;)を飛び回るのでしょうか?

夏は虫の季節。夏休みにいろいろな虫を見つけた子も多いでしょう。

その好奇心や興味を大切にしてください。

これはキゴシジガバチ。土を集めて巣を作ります。

こちらはスズメガの仲間、オオスカシバの幼虫。ちょっと見にくいね。

お尻にアンテナはお約束!

そしてこんなきれいなハムシ?もいます。どうやってこんな色になるのでしょう???

カブトムシゆかり!なんて虫好きのアイドルがいるらしいが、私はオニヤンマいつこ!で対抗しよう・・・・かな!

来週から幼稚園では園児用トイレブースの全面工事が始まります。

なんとなんと、子どもたちのトイレが生まれ変わります。

ディズニーランドにも負けないほどの楽しさを演出します。

9月からの幼稚園見学日では是非お立ち寄りください。

きっとびっくりしますよーーーーーー。

お預かりしている入園金がながつた幼稚園を支えています。

ありがとうございます。

ペコリ。

 

< それでもうなぎ 食べますか? >

土用の丑の日なので、うなぎを食べるのでしょうか?

江戸時代から日本では食べられていますが、今や絶滅危惧種です。

正式に国際自然保護連合に指定されました。

その生き物をそれでも食べますか?

果たしてこんな状況で、ニホンウナギに将来はあるのでしょうか・・・・。

私はそもそもうなぎを食べないので、これをこの時期にこぞって食べる人々の気持ちがわかりません。

滋養強壮食材として認められていることは知っていますが、種の存続が危ぶまれている生き物を、人が食べ尽くしていいのでしょうか!

中国ウナギもヨーロッパウナギも例外ではありません。

このように乱獲や生息地破壊で絶滅した種は多くいますし、

一度絶滅した種を復活させるには、膨大な時間と費用が掛かるのです。

何よりも復活はほぼ出来ない、難しいと思ったほうが正しいのです。

この際ですからここはウナギのつもりになって、ウナギ食を断ちましょう。

一人ずつがその気になれば、きっとまだ遅くはないです。

安定した数が確認され、種の存続に影響が無いと分かるまで、我慢できるのは私たち人間だけです。

ウナギで生計を立てている方は、今後のあり方を各方面の方々と協議して欲しいところです。

せめて私たち人間が出来る配慮を、してみましょうよ。