< 蝶は美しい >
せっせと飼育をして羽化させているアゲハチョウ。
見て下さい、この美しい雄姿を。
よくもまあこの様な色彩が産まれ、生態が引き継がれているものです。
まずはこの2種をどうぞ。
このクロアゲハは地上で水を飲んでいます。
羽が乾いて飛び立つ寸前のキアゲハです。
虫はやっぱり super だ!
せっせと飼育をして羽化させているアゲハチョウ。
見て下さい、この美しい雄姿を。
よくもまあこの様な色彩が産まれ、生態が引き継がれているものです。
まずはこの2種をどうぞ。
このクロアゲハは地上で水を飲んでいます。
羽が乾いて飛び立つ寸前のキアゲハです。
虫はやっぱり super だ!
日頃から生き物たちの気配に敏感な人は、
きっと気が付いているはずです。
今年も夏の虫の代表選手が、次々と鳴き出しました。
季節によって現れたり、姿を消したりする生き物の、その確認日を「初認」「終認」と呼んでいます。
今年のニイニイゼミは、7月11日。
ヒグラシが13日、アブラゼミが14日、そして本日幼稚園の玄関向かいでミンミンゼミ(16日)が鳴きました。
今年はみんなで一揆に鳴き出したようです。
昨年よりニイニイゼミ以外は10日程早いです。
夏の風物詩も急に現れ、パッと消えるのでしょうか?
さすがにツクツクボウシはまだですよ。
この声は夏の終わりですから。
どんな鳴き方をするかは、ご存知ですよね・・・・・・・・?
会話その1、
私:暑いね。
Aちゃん:先生、今日の方が暑いね。(汗を拭きながら)
私:そうだね。夏は暑いし、冬は寒い。しょうがないよ。
Bちゃん:春は調度いいね。(私の顔を覗き込む)
私:そうだね。
Cちゃん:秋もいいよ。(サラッと言う)
会話その2、
私:あっ、トカゲだ、ほら、壁の所。走ってる、早いね。
Dちゃん;トカゲよりカナヘビの方が早いよ。(得意げに)
私:そう、カナヘビか!
Eちゃん:先生、チーターの方が早いよ(・・・)
私:そそそうだよね。チーターは速いよね。
会話その3、
私:ほら、アゲハチョウ来たよ。
Fちゃん:大きいね。
私:クロアゲハだね。
Gちゃん:カラスアゲハもいるよ。
私:そうだね。
Dちゃん:クラゲアゲハっているの?
私:クラゲって、なんでクラゲ?????(笑い)
みんな:ワッハハハ
Cちゃん:クラゲアゲハーーーー(と叫びながら、虫網を振り回し、走り出す)
子どもって、面白い。
年金じゃなくて、粘菌。
この暑さの中、ふと目を凝らすと、
「粘菌だーーーーー。」
65歳から果たしてもらえるのかどうか微妙なものと違い、
確かにひっそりと生息していた!?
池の倉庫の裏の、あの台風で倒れた桜の朽ちた幹。
名前を、オオムラサキホコリ!
確かにホコリが積もったようでもある。不思議な生物だ。
この粘菌の世界的権威は日本人。南方熊楠(ミナカタクマグス)という生物学者。
実はこの粘菌を探そう!という妙な会へ参加する事になっているので、ラッキーだ。初めて見ましたので^^;
詳しくは下記の解説をどうぞ。
暑いのにこんな写真で・・・・・・、すみません。
{粘菌とは?}
さて、この生き物、とても奇妙な生活環を持っていて、どの生物に近いかというたとえが難しいです。ここでは、細胞性粘菌の話をしましょう。細胞性粘菌は、まわりに餌があるとき(バクテリアや酵母菌を餌としています)は、独立したアメーバ細胞として餌を盛んに食べて、分裂して数を増やします。このとき、アメーバ細胞は自由に動き回ることができ、いわば動物細胞のように振るまい、かつ単細胞生物として生活しています。ところが、餌がなくなると一部の細胞がある化学物質を出すようになり、その細胞に向かっておよそ10万個の細胞が集まって1つの集合体を作ります。さまざまな研究から、このときの集合体は単なる細胞の集まりではなく、われわれヒトのような多細胞生物が持っている特徴のほとんどを持っているので、多細胞生物ということができます。集合体は条件の良い場所をもとめて、移動体(ナメクジ構造)を形成して移動します。やがて、ある場所で移動を止め子実体と呼ばれる構造を作ります。この子実体は、柄と呼ばれる細胞の上に胞子をたくさん含んだ胞子のうが乗っているような構造です。柄は液胞が発達してセルロースなどを外に分泌した死んだ細胞で、子実体はまるで植物体のような生き物です。つまり、細胞性粘菌は単細胞生物と多細胞生物の両方の時期があり、動物と植物の両方の特徴を持つ生き物です。
それでは、動物なのでしょうか植物なのでしょうか、それとも菌類なのでしょうか?これに関して、最近になってある程度の答えが出ました。国際的な協力によって、細胞性粘菌の全ゲノムの配列が決定されました。その研究成果から分かってきたことは、粘菌は粘菌であるということです。当たり前かも知れませんが、非常に重要な発見でした。また、この研究からは粘菌が単なる粘菌という変わり種の生き物として放っておくにはもったいない非常に重要な情報をたくさん持っていることが分かってきました。それらについては、また次回以降に述べることにしましょう。
では次回以降に述べる事にしましょう。
おしまい。
昨晩は織姫と彦星が遠い天空に良く見えましたね!
今日は暑さのためホールで朝集合(朝礼)をしましたが、
子どもたちに聞いてみたところ、20人くらいが、「見たよ」と手を上げました。
これからこの二つの星(ベガとアルタイル)に加えて、白鳥座のデネブも加えた3つの星で、
夏の大三角形が見えます。
時々星を見上げて見て下さい。
さて、私の足は蚊に刺されて、なんと左右のひざ下で計25か所の痛々しい、赤い刺され痕^^;
トホホ、スカート穿けません。
貴重なトンボの情報を聞いて、見に行ったのですが、
対策が甘く、ズボンの上から刺されてしまいました。
そして今年はこのかゆみがなかなか取れず、いつまでも痒いので、ずっと赤いのです。
恐るべき昆虫ですね。
だいたい琥珀の中にも閉じ込もっているほど執念深い?虫ですから、
叩かれて命を落としても、その生存証拠をしっかり残していくとは、何とも憎たらしい・・・。
蚊に刺されながら撮った写真がこれです。
実に貴重な生息地で、特にベニトンボは絶滅危惧Ⅱ類のトンボです。
長津田から電車とバスで1時間くらいの所です。
アオヤンマがチョウトンボを捕まえて、食べている所。
アオヤンマも実に貴重!
食べられちゃった、チョウトンボ。
そして絶滅危惧種の、ベニトンボのオスとメス。
目まで赤いこのトンボは大きさが4㎝程です。
実にきれいなベニトンボは、交通量の多い市道に囲まれた、管理のほとんどされていない閉ざされた池縁で、ひっそりと生息していました。
手が入っていない事でこの地が生き残りの数少ない地である事は間違いありませんが、いつ、どうなってしまうかも危うい場所のようです。残さないとなりません。
それにしても、あーーー痒い。
蚊には注意しましょう。
夜、星を見る時も気を付けて下さい。
年少さんで拡がっていた風邪による発熱が、
年中さんにやって来たようで、お休みが多くなっています。
この時期は夏に出て来る感染症の手足口病やヘルパンギーナのお友達もいるようですから、
十分に休息を取って、しっかり食事をして、免疫力を高めて下さい。
先生方もちょっと怪しい人がいます。
十分に自己管理をして下さい。
今日の1枚はハグロトンボとウスバカゲロウ、そして新しく玄関前に出来たツバメの巣。
きれいなボディーを見て下さい!
メタリックコバルトグリーン、とでも言いましょうか。
羽を4枚バラバラに動かして休息します。
こちらはウスバカゲロウ。幼虫はアリジゴクと呼ばれる巣を作る昆虫。
そして、周りは土で固めて、中はフカフカするように枯れ草や藁のような巣材、そして自分の羽毛を敷き詰めます。
どの鳥も嘴だけで、なんて上手に巣を作るのでしょう。
生き物たちの能力には、いつも驚かされます。
今回も卵は5つ。
早く孵って、巣だって欲しいですね。
蒸し蒸しと陽気が悪いですから、気を付けましょう。
今日はプレ幼稚園の2回目。
男性の先生がメインとなって、お家でも出来る簡単な運動をやってみました。
ながつた幼稚園の先生にはこんなにたくさんの、そして女性の先生とはまた違った展開が出来る職員が揃っている事をお伝えした会でした。
ご参加いただいた皆様、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
お子さんたちはながつた幼稚園に親しみを感じてくれたでしょうか?
しかし、本当に心が痛い、残念でならない事件が1件ありました。
先日展示用の教材として採集してきました長津田産、天然のノコギリクワガタがいなくなってしまいました。
朝の時点では昆虫ゼリーをほおばっていましたが、
1回目の活動が終わって見に行ったら、
姿を消していました。
飛び去る事は考えにくく、大変残念でなりません。
ましてや、本日お越しいただいた保護者の方なのです。
マニアには非常に好まれるノコギリクワガタですが、
教育現場から持ち去る人がいる事に、心が痛みました。
ただただこの種の甲虫が欲しくて、クヌギの木肌をめくりかえし、
虫だけ持って行く人(販売業者も含め)がいますが、
虫たちにとっては木肌は大事な隠れ場所であって、木にとっては幹を守る、それこそ皮膚なのです。
クヌギがあってこそ、樹液をたくさん出してくれるからこそ、虫たちは集まる分けで、
一時の欲望だけで個人の意を満たす行為は、人間の一番醜い一面です。
私の管理不備でもありますが。
楽しくながつた幼稚園をご紹介できたと思いますが、
最後に人間不信になりそうです。
これも、
これも、
これも、
そして、これとこれとこれ!
池のベンチに腰掛ける二人。
雨の日のお散歩で描いた「ダンゴムシ」
極めつけは、「私の顔」、素晴らしく、かわいい。
みんな、大好き。
明日はプレ・ようちえん2回目。お申込みいただいた皆様、お待ちしております。
スーパームーン!を見ましたか?
昨晩は今年最大の満月でした。私はうっすらと雲の掛かった満月を見る事が出来ました。
夏は冬より大気が澄んでいないので、くっきり・はっきりという訳には行きませんが、
生き物たちには月の満ち欠けが重要な生命の周期となっていますね。
地球に月という衛星がある事は、大きな意味があるという事ですね。
人間界でも東京都議会選挙があったり、沖縄の慰霊祭があったりと、
歴史を変える、そして歴史を顧みる日となりました。
歴史を変える繋がりでは、
お山で初めて見つけたカエルです。
歴史的珍事かもしれません。
これは最近めっきり生息数を減らした、トウキョウダルマガエルという種です。
トノサマガエルの亜種ですが、なぜ幼稚園のお池に現れたかが不明。
オタマジャクシがいた分けではありませんので、どこからやって来たか不思議に思っている所です。
飛べないし、長距離を移動しないし?
今子どもたちの間でも、「カエルがいるよ!」と話題?になっています。
メスが、これまた何処からかやって来て、卵を産んでくれる事を願うばかりです。
アカガエル科の仲間で、仙台平野、関東平野、新潟県、長野県にしか生息していません。
トウキョウダルマガエル
しかしカエルって、かわいい!
梅雨ですし、日本の夏なので、分かってはいますが、蒸し暑いですね。
最近の気候変動はメチャクチャですから、雨が続く地域と、まったく降らない地域と、困ったものです。
明日はお山の池環境を専門家に手入してもらう事になっていますが、
雨だったら延期です。
ここで水生昆虫の種類なども調査します。
今日はキアゲハの幼虫をたくさん見つけましたし、オオシオカラトンボのオスが見回りに来て、メスは産卵していました。
さてさて、どんな生き物が集まっているでしょうか?
そして欠席者も少なく感染症も出ていません。
引き続き健康管理には気を付けましょう。
暑いから今日はここまで!
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