< 処暑だけど少々(ショショ!)暑い・・・>

少し寒くなったところで、いよいよ横浜にも雷雲が迫って来ました。

まとまった雨が降らずに困っていたので、植物や動物、そして飲料水確保にもいい雨に成って欲しいです。

だいたいお山の井戸が枯れてしまったのです。

池への自然水の供給が出来ず、大変憂慮しています。

雨よ、来い!「ポツッ」じゃダメだ!長く降って下さい。

しかし処暑の今日もしっかり暑い8月後半。

でも19日はツクツクボウシが鳴きました。

このセミが鳴くと秋の訪れを予感させます。

異常な気象が続きますが、生き物たちは生命の時間をしっかり守って生きているようです。

イチローさんの快挙に本当の偉大さを感じ、

藤圭子さんの死に、胸が痛くなり、

放射能汚染水はどうなっちゃうのかとても心配で、

シリアの化学兵器使用に人間の恐ろしさに嫌気がさし、

ダイオウイカには見放なされ、私の夏は過ぎて行きます。

(国立科学博物館門前の炎天下での入場に1時間待ちには絶えられず、出口にあるシロナガスクジラのオブジェで我慢した夏・・・。)

< ボロ布作り >

夏休みももう後半。幼稚園のお友達は逸子先生との約束覚えていますか!

何か面白いこと、見つけましたか?

何でもOKです。絵に描いたり、写真を張ったり、見つけた時の驚きを書いて、持ってきて下さい。皆さんに紹介しましょう。

先生も毎日せっせとあれこれ探しています。

今日はボロ布作りをしました。

皆さんは古くなってもうこれはヨレヨレで着られないTシャツなど、どうしていますか?

私は母がしていたので自然と同じようにリユース(再利用)しています。

要は細かく切って、万能クロスにするわけです。

ガラス磨きOK,レンジ周りの油取りOK,フライ時の受け布OK,床に何かこぼしちゃった時のお掃除OK,と様々な箇所で使えます。

キッチンペーパーの紙仕様を極力避ける手法!

いいでしょう。

こんな感じでTシャツを分解します。太刀バサミは使い慣れないと切れませんし、何十枚も一揆に切ると、右手の親指にまめが出来る恐れ有り!ですからご注意ください。

生地の厚みによって大きさは分けて切り取ります。襟ぐり部分は使えないのでここだけ捨てます。

後は魔法の布に大変身ーーーー!

エコでしょう、SAVE THE EARTH でしょう! Tシャツも最後まで使ってあげて、嬉しいでしょう。

ポロシャツもパジャマも出来ますよ。

と夏休みもこんな家事に追われて1日が過ぎて行きます。

こう暑いと洗濯物が増えるし、一人とはいえ、何か昼食食べなきゃいけないし、

ああ、家事って切りが無いし、無くならない!

世のお母さん、本当に毎日ご苦労さまです^^;

写真の整理もしたら、ちょっとましなイヌワシが出て来ました。

これが日本に棲息する特異なイヌワシ(国の特別天然記念物)

ちょっと大き過ぎました。

本日撮ったコガネクモはどうでしょう?お腹がきれいな黄金色。

捕まってしまったショウリョウバッタ。

まさにこの撮影時に自ら巣へ飛び込んだマダラバッタ。

まったくバッタさんたちは闇雲にジャンプするからな・・・。

クモの糸は横糸に粘着力があり、縦糸には粘りはありません。

だから自分が貼りつかず移動可能なのです。(自分は分かっているからね!)

幼稚園のお友達、虫さんたちに教えてあげて下さーーーい。

ボロ布、作ってね!

おしまい。

 

 

< 猛暑お見舞いです。 >

東京都には大雨警報が出ているようです。

雷鳴は聞こえますが、昨日も横浜は素通りで終わってしまいました。

猛暑・酷暑ももう終わり!としたいのに、一向に雷雨にも見過ごされています。

帰省先もきっと暑いのでしょう?

もう少しの我慢ですね。

スペインのアンダルシア地方も熱波に襲われているようで、

日本と同じように水分を取る事や運動は避ける事などテレビでお知らせしていましたが、一つ日本と違うのは、

「薄着になりましょう!」ですって?

なるほどお国が違うと暑さ対策も違うのか・・・。

しかし薄着って????

もともとヨーロッパの方々は夏はめっぽう薄着ですよね!

あれ以上薄着になったら^^;ハ・ダ・カ!

わーーー、今日は本当に雷雨に成るぞ!

北側の空がまっ黒です。竜巻注意報も出ました。

適度に雨が降って、気温が下がる事を期待しますが、昨今のお天気は極端ですから、皆様もご注意ください。

あ山や池周辺はもうパサパサで、今日は水をまいて来たのですが、

あっ、突風です。いよいよ雨がやって来る。

被害が出なければいいのですが。

とにかく猛暑、お見舞いです。

 

 

Filed under: お山の様子(生き物と植物),未分類 — itsuko 18:55

< 替え歌で、GO >

暑中お見舞い申し上げます。

もうすぐ立秋の前に、童謡で夏の生き物たちの今をお伝えします。

♪ あわてんぼうのだれかさん セミがもみじに止まった

セミがもみじに 止まった

こんないい日は初めてだ

ミーンミーンジリジリジーリ

ミンミンゼミが強かった ♪

今日の一コマ。上がアブラゼミ、右下がミンミンゼミ。

ミンミンゼミが先に来て鳴いていたのに、アブラゼミが飛んで来てジリジリジリ!

この後ミンミンゼミはアブラゼミを蹴散らして、思い切り、ミーンミーン。

夏だね。

♪ メダカの学校は 池の中

そっと覗いてみてご覧 そっと覗いて 見てみたよ

みんなでお遊戯していたよ・・・・。 ♪

この夏産まれた池のメダカがたーーーくさん、お遊戯しています。

替え歌でお送りしました、暑い夏。

今週は猛暑のようですから、熱中症に気を付けてお過ごしください。

 

Filed under: お山の様子(生き物と植物),未分類 — itsuko 18:21

< 一晩限り >

カラスウリという植物をご存知ですか?

今が開花の真っ盛り。とは言っても夕方から夜間にかけてレース状に裂けた花を咲かせ、一晩限りでしぼんでしまいます。

ですから気にしていないと決して見る事が出来ない花。

儚い夏の野草です。

花ことば「よき便り」秋には楕円形の赤い実を付けます。

そしてこちらはとてもいい香りを放つ、オオマツヨイグサ。

とにかくいい香りです。

外来種なのでちょっと気が引けますが、こちらも一晩限りの花なのです。

咲く時はその音が聞こえるかのように、ポワンと開きます。

人知れず蒸し暑い夜に精一杯生きている花たち。

夏は夜も忙しい。

 

 

 

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 17:19

< 巣立ち 完了 >

随分遅くなってしまった今年のツバメの最後の巣立ち。

今朝早朝4羽が無事に巣立ちました。

周辺の電線に止まりながら、まだまだお母さんにエサをもらって、兄弟仲良く止まっています。

見守って下さった皆さま、ありがとうございました。

最初の子育てがお父さんの突然死から始まったので、どうなる事かと心配しました。

里子を送りだす親の気分です。

無事に成長してくれて、ほっとしました。

これからしばらくの間、飛ぶ練習を重ねて、だんだんと集団を作り、南へ渡る準備をします。

放射能汚染の影響も垣間見せるツバメの子育て。

今後も注意深く見守って行きましょう。

< 静かです >

今週は長津田プロジェクトが閉館日(夏休み)なので、比較的幼稚園は静かです。

閉館日と言ってもサッカーも水泳も合宿に行っているようですが。

こちらは各クラスのワックス掛けや、廊下階段のメンテナンスが続いています。

人の出入りが少ない今週は清掃日和という事です。

先生方や用務員さんの夏休みはその後になりますね。

先週はほぼ全ての蛍光灯をLEDライトに交換しました。

この辺の設備投資についてはまた改めてお伝えします。

昨日は葉山の森の中で自身の属する会の自然観察会を行い、子どもたちと自然体験をして来ました。

蒸し暑かったのですが、多くの生き物や森の空気に触れて、皆さん満足して終了しました。

帰りのアイスキャンディーは美味しかったな^=^

夏は夏で、夏にしか出来ない自然体験が、機会が少ない昨今ですから大切です。

こんな虫、見た事ありますか?

ハンミョウ といいます。甲虫の仲間。

なんといってもこのカラフルでメタリックな色。実に不思議。

大人の方でも初めて見る方が多いこのハンミョウ。

自然豊かな森の中で暮らします。

と、森の中も大変静かで、耳を澄ませば街では聞けない音で溢れていました。

 

 

 

< 絶滅危惧種、発見! >

先日の22日は土用の丑の日という事で、うなぎを食べた方も多いのかもしれませんが、

ご存知のようにニホンウナギは既に大変稀少な種で、絶滅危惧種に登録される寸前です。

クジラといい、うなぎといい、なぜ種が滅びそうになっている生き物を、食べてしまうのでしょう?と、一人でイラつく時もあるのですが(ちなみに私はどちらも食べません)、なんと去年からこんなトンボが山の池に姿を現しました。

ベニイトトンボ♂

ベニイトトンボ♀

たかがトンボと言わないで下さい。この種は絶滅危惧Ⅱ類に属し、関東地方でも限られた場所でしか確認できていません。

池の管理を手伝ってくれている会社に聞いても、おそらくベニイトトンボだろう、という事でした。

環境を整えると数が少ない小さな生き物でも、棲息するようになる事の証です。

乱獲(人が食べるために捕獲する)により激減している多くの種も、ほんのちょっとの創造と工夫と人々の遠慮で、数の回復は出来るのです。

着々と生き物たちにやさしい地となっているお池のようです。

この事は結局、私たち人にもやさしい場所なのです。(好き嫌いは別にして!)

< 蝶は美しい >

せっせと飼育をして羽化させているアゲハチョウ。

見て下さい、この美しい雄姿を。

よくもまあこの様な色彩が産まれ、生態が引き継がれているものです。

まずはこの2種をどうぞ。

このクロアゲハは地上で水を飲んでいます。

羽が乾いて飛び立つ寸前のキアゲハです。

虫はやっぱり super だ!

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 16:43

< セミ初認 >

日頃から生き物たちの気配に敏感な人は、

きっと気が付いているはずです。

今年も夏の虫の代表選手が、次々と鳴き出しました。

季節によって現れたり、姿を消したりする生き物の、その確認日を「初認」「終認」と呼んでいます。

今年のニイニイゼミは、7月11日。

ヒグラシが13日、アブラゼミが14日、そして本日幼稚園の玄関向かいでミンミンゼミ(16日)が鳴きました。

今年はみんなで一揆に鳴き出したようです。

昨年よりニイニイゼミ以外は10日程早いです。

夏の風物詩も急に現れ、パッと消えるのでしょうか?

さすがにツクツクボウシはまだですよ。

この声は夏の終わりですから。

どんな鳴き方をするかは、ご存知ですよね・・・・・・・・?

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 18:36