< SDGs宣言 >

少子化の中、どうしたら園児を獲得できるか毎年苦慮しています。

でもながつた幼稚園は53年の歩みを変えず、

しかし新しい風も掴んで進みたいと思っています。

そこで幼稚園という組織をより一層区別化するために、

「SDGs宣言」として広報します。

今までの活動を国連が定める全世界的な目標に当てはめて、明確化しました。

この宣言の意味を教職員がいかに理解し、日々の保育に落とし込んでいくかが問われます。

この子たちが成長した2050年には温室効果ガス(二酸化炭素)の排出が0になっているかどうかは、

現在社会の第一線で活動する私たち大人に掛かっているのです。

火星や月にも行きたいけれど、地球にこのまま住み続けるために、一人一人が出来る、小さな選択をする取り組みです。

どうぞ皆様も各家庭で、そして属する社会の一角で、出来る選択を心掛けてください。

月探査機「かぐや」から撮った地球

明日の生きもの観察会は、ニホンアカガエルのオタマジャクシを黙々と数えます。

発声禁止です。コロナ禍でもありますし!!!

今日はお池にカルガモのペアがやって来ました。

外遊びが始まり、賑やかなちびっこが乱入したため、飛び立ってしまいました。

時々来てね、カルガモさん。

< 春の植物は >

つくし

つくしは胞子を飛ばして増えるんですよーーー。

こちらはモミジの花。見たことありますか?モミジだってちゃんと花を咲かせるんです。

春になぜ赤いのかは、まだ葉緑素を生成していないからです。

糖分であるアントシアニンしかないのです。まず糖分から芽吹くので、葉が赤い。

徐々にクロロフィルが光合成によって生成されて、緑色になっていきます。

ちなみに花がこれ!

こちらは不明なイチゴ?毎年池の土手にたくさん咲き、赤い小さなイチゴとなりますが、

未だに種名を特定していません。この種の草木が多いんですよ。

そしてこちらは株を毎年増やしている、ヒトリシズカ。

道端の小さなお花、カキドオシ。紫の斑点は、密のありかを虫に教える誘導灯の役目を持っているようです。

植物の戦略は何とも緻密で、大胆です。

小さなお花も懸命に命を繋いでいます。

< アカガエルもやって来た >

先週土曜日の前線が、アカガエルを目覚めさせました。

ニホンアカガエルが3つの卵を残していきました。

翌日も1つ見つかり、合計4個です。

生態系を構成する重要なカエルがまた1種出現しますね。

目出たいです。

まずはひな祭りに出現したヒキガエルの卵は、細胞分裂を繰り返した現在の姿。

ピントがずれていましたね^^;なんせ水中撮影だったので!

そしてこちらはアカガエルです。

< ひなまつり おめでとう >

今日は明かりをつけての女の子のお祭りです。

ひな祭り、おめでとう❣

昨今の時代、女の子のお祭りと称すると、どこからか異議を唱えられるのでしょうか?

ジェンダー問題は日本古来のお祭りにも引っかかるのか心配ですが、

女性が称えられることは世界中で共有されるでしょう。

安心してお祝いしましょう。

そして今日はもう一つ目出たい出来事がありました。

各地でヒキガエルの産卵が聞こえていましたので、「いつかな・・・・?」と心配していたところ、

昨晩、♀1匹を確認し、♂6匹に囲まれて、産卵態勢に入っていました。

今朝アズマヒキガエルの細長く、くねくねの卵塊を確認しました。

早速子どもたちに報告しました。

野生の生きものが生まれる環境を覚えていて欲しいですし、その環境の大切さを体感して欲しいです。

さあ、今年は私と一緒にオタマジャクシを数えてくれるお友達はいるでしょうか!

1匹のカエルが生む卵はいくつになるのか、毎年の統計を取ってみたいと思います。

持続可能な池環境を維持していくためにも、個体の出現数と卵塊数、そして平均した卵数から想定する生き残る数の見通しなど。

このお山の自然環境を支える大きなⅠ種であるカエルです。

大事な存在ですのでいつまでも生態が継続されるように保全したいと思います。

次にはアカガエルが産卵するはずです。

生きものの鼓動が聞こえる時期となりました。

< うぐいす 練習はじめ >

気が付けば2月も終わり、来週は3月です。

月日は巡り、次の催事がどんどん押し寄せてきます。

気が抜けない毎日ですが、裏山へ足を運べば聴こえてくる春の気配。

今日はウグイスが初鳴きの練習を始めていました。

鳴くのはオス。縄張りと、そこでのメスへのアピールでみなさんご存知のいい声を披露します。

でもこの声はいきなり出せるのではありません。

やはりそれなりの準備や練習が必要です。

その鳴き声練習を、今日はひっそりしていました。

ホーホケ

ホホホーケ

キョキョキョ

ホホホケキョ

声はまだ張らずに、くちばしの先で静かに歌います。

姿は見えない藪の中で、彼は準備を始めました。

もうすぐ少し開けた見通しの良い枝先に出て、思いきり喉を振るわせ自慢の声を響かせることでしょう。

その時はもう、それぞれが新しい門出を迎えているはずです。

春はもうすぐそこです。

< 春の足音 >

今日は風が強く、花粉も舞っているでしょうか?

日本海側ではおそらく暴風雨(暴風雪)なんでしょう。北国はまだまだ試練が続きます。

お山では春が芽吹き出しました。陽だまりは温かく、空気も緩やかです。

先日の雨は、植物にも動物にも眠りを覚ます合図になったと思います。

もうすぐ春がやって来ます。

お山のフキノトウと早くも花を咲かせた、ハルジオン!

このハルジオンは環境省の要注意外来生物に指定されていますので、

あまり歓迎されませんが、ちゃんと季節を感じて植物としての働きを開始したのです。

< 寒いですね >

お山の池の氷も暑さが1cmを超えるようになりました。

お水を飲みに来る野鳥たちも、表面を叩いて首をかしげています。

この水飲み場が凍ってしまうと、どこで給水しているのかな・・・・?

北陸や東北、北海道では降雪が例年の何十倍にもなっているようです。

皆様ご苦労されているでしょう。本当にお見舞い申し上げます。

横浜は気温5度で子どもたちは固まっています。

雪国の子どもたちはどうしているのでしょう。

寒い寒い今年の冬ですが、夏は異常な暑さ、冬は厳し過ぎる寒さとなると、地球環境の激変を感じざるを得ません。

私は学生時代スキー部だったので、毎年のように極寒のゲレンデで練習したり、アルバイトをしていましたから、

寒さには強い方です。北海道の納沙布岬では、オホーツク海の海鳥を見るため、

ブリザード吹きすさぶ中、海面をじっと眺めていた時期もありました。

よく考えたら、「バカだな」と思いましたが・・・・。

しかし子どものうちに本来の夏や冬をどっぷり体験しておかないと、

暑くてイヤ、寒くてイヤ、と成り兼ねませんので、体を外気にならし、強い身体を身に付けたいところです。

手袋をしてみましょう。管理が難しい子もいると思いますが、手先は真っ先に冷えますから。

そして徘徊する犯人の足跡。朝早く、ここを歩いた獣は、コーヒーかすの香りも何のその!なのか?

これは野猫じゃないですね。ハクビシンか???

〔本日の欠席者〕

年長:1名(体調不良)

年中:1名(発熱)

年少:3名(発熱1名、体調不良1名、私用1名)

 

< モミジがきれい >

12月中旬が、ながつた幼稚園お山の紅葉時期です。

今日はみんなでお山に登って、紅葉を楽しみました。

トウカエデ、ミズキ、ケヤキ、コナラ、イロハモミジ、コハウチワカエデ、ムクノキ、ソメイヨシノなど、

たくさんの色どりと葉の形が、朝日を浴びてそれはそれはきれいです。

この時期に生きもの観察会をやりたいのですが、毎年何だか日程が組めず、皆様に楽しんでいただけません。

来週はほぼほぼ散ってしまうかもしれませんが、

ちょっと早起きして、お山の紅葉をご覧になってみてください。

ということで、今週も元気に過ごしました。

先生方も皆元気です。一人喉を痛めて(扁桃腺肥大)でお休みしました。

来週もコロナ感染に気を付けながら、年末を健やかに過ごしましょう。

〔本日の欠席〕

年長;3名(体調不良1名 私用2名)

年中;5名(風邪2名 私用3名)

年少:1名(私用)

< 動物とのかかわり方 >

5月に中止となった移動動物村。

再予約が取れて本日相模湖の方からやって来ました動物君たち。

しかし年々苦手な子が多くなっているように感じました。

世間では一代家ネコブームとなっていますが、身近に居るイヌや家畜には、触れたことも、聞いたことも、絵本で読んだことも無い子が、

多くなっているのでしょうか?映像ではきっとあるはずですが・・・・?

自分とは違う命に触れることの重要さは、触れなかった場合と心の成長が違うはずです。

温かさを感じ命に触れ、心がほっこりすることを感じます。

食べ物を上げて、手を噛まれる痛い思い出もありますが!

野外での行事がひとまず終了しました。コロナ禍での行事は神経を使いますが、

お陰様で天候には恵まれ進められました。

ホットしています。

そして今、九州や中国地方で発生している鳥インフルエンザがあります。

コロナウィルスへの脅威が蔓延している中での鳥インフルエンザです。

扱いを間違えないようにすれば、恐れることはありませんのでご心配なく!

野生動物を介するウィルスが、すぐに人に感染するものではありません。

動物はこの星に生きる共存者であり、食物であり、協力者であり、友であり、家族です。

正しく、愛しく接しましょう。

ちなみに本日は私の唯一の愛犬の命日です。

イチゴが大好きなホワイトペキニーズでした。

今でも会いたいし、感謝しています。

生きもの全てと共に地球で暮らします。

(別紙1)野鳥との接し方について(2020)

○ 死亡した野鳥など野生動物は、素手で触らないでくださ い。また、同じ場所でたくさんの野鳥などが死亡していた ら、お近くの都道府県や市町村役場にご連絡ください。

○ 日常生活において野鳥など野生動物の排泄物等に触 れた後には、手洗いとうがいをしていただければ、過度に 心配する必要はありません。

○ 野鳥の糞が靴の裏や車両に付くことにより、鳥インフル エンザウイルスが他の地域へ運ばれるおそれがあります ので、野鳥に近づきすぎないようにしてください。 特に、靴で糞を踏まないよう十分注意して、必要に応じて 消毒を行ってください。

○ 不必要に野鳥を追い立てたり、つかまえようとするのは 避けてください。 鳥インフルエンザウイルスは、野鳥観察など通常の 接し方では、ヒトに感染しないと考えられています 正しい情報に基づいた、冷静な行動をお願いいたします。

< 御礼 コーヒー豆のカス >

冬になると毎年近隣の野ネコがお山をうろつき、

もう少しすると、恋のバトルを始めます。

よく見る姿は3匹いて、どれも同じような場所を通り(獣道?)、時々フンをしていきます。

落ち葉がふんだんにあるので、きっと好都合の縄張り誇示場所なのでしょう。

それを阻止すべく、去年よりせっせとコーヒー豆のドリップカスを撒いています。

もちろん市販されているネコ避けの薬剤を始め、ネットや防止柵、周波数の高い音性を発するグッズもありますが、

どちらもお山に人工物を設置することになります。

その点コーヒー豆は天然物ですし、ゴミとして捨ててしまうのであれば再利用しようと思いました。

元々脱臭効果があり、ご家庭内でもそっと置いてらっしゃる方も居るのではないでしょうか?

自然の中に撒いて、どこまで効果があるか分かりませんが、

少しでも野ネコの徘徊を無くしたいと思います。

だんだんとたくさん集まるようになりました。

挽いてからお皿等に広げて下されば2,3日で乾きます。

そうしたらビニール袋にでも入れて持たせてください。

ネコはコーヒー臭が嫌いだそうです!!

引き続きご協力をお願いいたします。

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