< Co2排出0への道のり >

菅首相が所信表明演説の中で、2050年までに日本の温室効果ガスを「0」にすると表明しました。

この事はEU各国や中国が先んじて取り組んでいる目標に追随する、温室効果ガス削減には後ろ向きだった日本としては大きな表明となりました。

さすがに世界へ向けての発信ですから、何らかの形を作って行かなくてはなりません。

民間ベースでは急速に取組が進んでいます。

株価も関連企業に投資する動きが活発で、もう社会構造を根本的に見直さないと実現できないところまで来ました。

私たち日本人は、実は東関東大震災で大きな生活様式の転換を感じたはずです。

でも1年経ち、2年経ち、かれこれ9年経った今では、以前と同じように大量の資源を使っています。

エコバックの普及や、LEDライトの導入で少しずつ小さな変化はありますが、

後30年余りで「0」にするのですから、国民一人一人が意識して取り組まないといけません。

子どもたちにどんな未来を残すのか、大人たちの努力と責任です。

まずは私たちに出来ること。

家庭内での二酸化炭素を極力抑えることを意識する。

ペットボトルやレジ袋の使用中止。

自家用車でなく公共交通の利用。自家用車は電気自動車への乗り換え。

などなど皆が出来ることに着手することで、現実になるかもしれません。

国の制度設計も大事なポイントです。

さて、本当に総理は実現に向けて進んでくれるでしょうか?

私たちは注視しながら、日常の生活を見直しましょう。

 

 

< 寒露です >

寒いですね!寒露ですよ。

カンロ飴の寒露ですか?

きっとこの時期に作る飴は、仕上がりがきれいに出来るのではないでしょうか?

なぜなら「寒露」とは、

露が冷たく感じられる時期の事、空気が澄み、夜空に冴え冴えと月が明るむ季節の事なので、

飴もキリッとおいしさを増すのかもしれません^^;

旧暦の通り、露を冷たく感じる日となりました。

年中さんの園外散歩は残念でした。初めて長津田宿市民の森にお散歩に出かける予定でした。

この市民の森は私も計画から参画した場所です。

幼稚園園児もお散歩できるように提案し、生きものたちをそのまま生かす(都市公園化しない)提案の下、緑地を生かした森となっています。

卒園児のお父さんで、子どもの頃からこの森に親しんでこられた方が、

毎日のように見回りもして下さり、ゴミ拾いをしてくれています。

立て看板の申し入れもして、かろうじて(お決まり風の)ゴミの持ち帰りと禁煙の表示も付きました。

これからもこのお散歩コースは利用しますので、

ながつた幼稚園も整備のお手伝いをしたいと思います。

年中さんはホールでゲーム大会をしていました。お弁当もホールで食べて、楽しそうでしたよ。

急に寒くなっていますので、健康管理には注意しましょう。

【本日の欠席】

年長ーー4名(内、忌引き1名。他咳と体調不良)

年中ーー2名(咳)

年少ーー2名(咳、体調不良)

< 明るいのは火星です >

■明るくなってきた火星に注目

太陽系の惑星の一つである火星が、まもなく地球との最接近を迎えます。
地球の外側を約1年11カ月かけて公転する火星は、約2年2カ月ごとの周期
(会合周期)で地球と接近します。2020年の最接近は、日本時間10月6日で、
前後数週間にわたり見頃となります。最接近時の距離は約6207万キロメートル
で、前回、2018年7月31日の最接近(約5759万キロメートル)には及ばないも
のの、火星はマイナス2.6等の明るさとなり、10月下旬まで木星よりも明るく
輝きます。また視直径も22.6秒角となり、望遠鏡で観察しやすい大きさになり
ます。
10月6日頃の火星はうお座の方向にあり、日の入り後に東の空に昇り、深夜
には南の高い空で見ることができます。11月に入ると、火星はやや暗くなりま
すが、夜の早い時間帯でも空高く見えるようになり、観察しやすい状態がしば
らく続きます。年内はぜひ、火星に注目をしてください。
国立天文台では「【おうちで天文学】国立天文台の夜空から—国立天文台三
鷹キャンパスから天体中継!」と題し、接近中の火星の映像も配信する予定で
す。ご期待ください。

以上は国立天文台からのメールニュースです。

地球の隣にある兄弟惑星と言われる火星。

どんな星なのか創造するのも楽しい秋の夜長です。

▽特集:火星最接近2020
https://www.nao.ac.jp/astro/feature/mars2020/

 

▽基礎知識:火星の接近
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/mars-approach.html

< 文月から神無月へ >

すっかり秋めいて来たと思ったら、今日は9月も晦日でした。

明日からは10月に入り、幼稚園活動も後半になります。

コロナで始まり、コロナが続き、コロナはどうなるのか見通しが立たない中、月日だけは過ぎていきます。

明日は世間では「衣替え」という慣習がありますが、前期の終業式をする2日から変更したいと思います。

4月に登園した冬服に変えてください。

そして今日は又事件が起こりました。

今年はアシナガバチ、ススメバチと巣を撤去しましたが、

最後にミツバチが、それもニホンミツバチが幼稚園の園舎に避難してきました。

秋はスズメバチから逃れて巣を放棄してきた可能性が強いそうです。

緊急に日本みつばち保存会に連絡を取りましたら、玄海田公園を管理されているコミュニティーの園長さんが、

引き取りに来てくれました。

公園では養蜂をしていて、一緒にそこで育ててくれるそうです。

何せミツバチは多くの植物の受粉を担う益虫。

世界規模で農薬により数を減らし、農作物の実りが本当に危なくなっている昨今の、

そのミツバチです。

これからわずかな期間で蜜を作り、その密で冬を越すそうです。

ススメバチは意地悪なハチですね。秋のこの時期に巣を乗っ取りに出るのですから!

彼らも生きるためとは分かっていますが、やはりミツバチびいきになってしまいます。

玄海田公園で元気に過ごして欲しいです。

ミツバチに負けないように、後期もしっかり頑張ります。

明日は中秋の名月です。晴れたら月も見ましょう!

ススキ欲しい方、差し上げます。

〔捕獲の様子は動画配信しまーーーす〕

 

< 秋はハチの季節 >

今の時期はアシナガバチが最後の子育てをしているか、今年育った働きバチたちが集団で越冬前の心の準備を整えています。

建物の角や葉の裏など、人のすぐそばに集まっている場合がありますが、

とにかく何もしないので、そっとしておいてください。

決していきなり殺虫剤を掛けるようなことはしないでくださいね。

10月の中旬には、静かに解散します。一匹ずつ旅立って行きますから、それまでとにかくそっと、そっと話題にせず、

秋の季節を過ごさせてやってください。

こちらが何もしなければ、決して人を刺すようなことはありません。

しかしスズメバチは驚異ですね。

今日はスズメバチ VS アシナガバチ の対決を子どもたちと観察しました。

10匹以上集結しているアシナガバチの巣に、1匹のスズメバチが挑みます。

幼虫を食べるためです。

威嚇を続けるスズメバチに、羽を震わせて巣を防護するアシナガバチですが、威嚇の脅威に耐えかねて、

ある瞬間一斉に巣を離れました。

その直後、巣に張り付いたスズメバチは幼虫がまだ眠っている部屋から表面の幕を牙で崩し、

中にいる蛹を引き吊りだし、牙で丸めて団子状にして抱えて飛び去りました。

アシナガバチは時々巣に戻りアタフタしていますが、たった1匹で、集結しているアシナガバチの巣を攻撃する。

ハチ界の驚異ですね。

結局のところ、グラウンド隅にあったアシナガバチの巣はススメバチによって解散させられたので、巣を切り取りました。

さて、スズメバチの巣は、専門業者さんに頼みましょうか・・・・・。

いつも私を威嚇してくるコガタスズメバチ。

残念ですが、人が行き来する、そしてグラウンド上をブンブン飛ぶので、駆除することにします。

本来何もしなければスズメバチも人を襲ったりしませんが、幼稚園内ですので、子どもたちが被害に合ってもいけません。

泣く泣く、駆除します。

皆様のご近所にもこのような状態の蜂を目にすることがあると思いますが、

見つけても騒がず、焦らず、落ち着いて、静かにその場を去ってください。

とにかくあと1カ月もすれば人知れず解散しますから!!!

〔本日の欠席者〕

年長:2名(私用/微熱)

年中;2名(私用/体調不良)

年少:2名(私用)

< キャーーー雨だーーー >

お弁当後の外遊び時間、にわかに空が曇り、ポツポツと雨粒が落ちてきました。

直ぐに一人の年中さんが、

「先生、雨が降って来た!」

と、緊急事態宣言を告げに来ました。

「あら、ホント。これは降って来るね。早くお部屋に入らないとね」

と言っているさなかにもどんどん雨脚が強くなってきました。

「キャーーーー、降って来たーーーー」

「皆さん、雨ですよーーー。早くお部屋に帰って来てください。

ダメダメ、びしょぬれになっちゃうよ。」

空を見上げ雨に打たれようとする子も多数。

その内にドカンと降り出したのでさあ大変。

もしかしたらまだ制服が濡れている子どもがいるかもしれません。

今日の午後は、こんな大騒ぎでした。虹もついでに見たかったですが・・・。

九州へ行っている台風10号、心配です。

海水温が異常に高い太平洋。これも温暖化現象でしょう。

お陰でせっかく少し涼しくなったと思ったら、またまったりと湿った海水を連れて台風が北上してきました。

これから9月は、大型の台風がいくつも発生するのでしょう。

日本は災害大国ですから、コロナとのダブルパンチがまだまだ続くということでしょうか。

ひとまず今日のゲリラ降雨は収まったようです。

 

< すみません、密ですよーーー >

登園した年少の6人組が見入るのは、脱走を3回繰り返すアオダイショウのしょうちゃん!

逃げないように居心地のいいだろう?室内にリホームし、横枝に静かに丸まります。

「すみません、密です。離れて下さーーーい。」

でもヘビを見たいよね!そして他にもこんな仲間がいまーす。

ナミアゲハの幼虫にニホンカナヘビのかなお君、そして大人気のヘビのしょうちゃんです。

幼稚園にお越しの際は見て行ってください。

密には注意して^^;

 

< 風の谷のナウシカに学ぶ事 >

ツクツクボウシの声が聞こえるようになりました。
いかがお過ごしでしたでしょうか!

この夏は夏休み感があまりありませんでしたね。
私は1泊で千葉の海岸線をドライブしようと思いましたが、
結局感染リスクを懸念して辞めました。

まだまだ収まらないコロナ感染。
そんな世界で、これからどのように生きていくかを語る番組をいくつも見ました。

その中の一つがナウシカの世界です。
もう随分前の宮崎駿監督のジブリ作品ですが、
腐海という菌類に侵された世界が描かれ、人類はこのまま腐海に飲み込まれ、滅んで行く種族とされています。

しかし腐海の地下には澄んだ空気が再生され、人が生きていける世界も描いています。
何を暗示しているのでしょうか……。
腐海を作った菌は常に毒を発しています。
今に例えればコロナウィルスです。

腐海の毒は土を汚したため大気を汚染したことになっています。
誰が土を汚したのでしょう。
ナウシカは言います、「綺麗な水と土で育てば、植物は毒を出さない」

植物を育てるのは土で、養分として循環させているのは微生物です。
オウムはダンゴムシの化け物と思いませんか?
土壌生物が土を分解し、植物の栄養素を作っています。
これは現代も変わりませんが、その植物が集まる森を壊し、
小さな生き物の住処を奪っているのが人間です。

現代に起きうる社会を予言したかのような、風の谷のナウシカ。

それでも腐海の木々は人間が汚したこの世界を綺麗にするために生まれ、大地の毒を取り込んで、きれいな結晶にしてから死んで行く。
この結晶は砂となって地下に空洞を作ったわけです。
この空洞は生の世界です。この世界を小さな虫たちが守っているという訳です。

ミトはこうも言っています。
「多過ぎる火は何も生みはせぬ。火は森を1日で灰にする。水と風は100年かけて森を育てる。わしらは水と風の方がいい。」

さあどうでしょう。地球温暖化が叫ばれ二酸化炭素の排出を2050年までに
「0%」にする方針に世界各国は舵を切りました。
日本はどうでしょうか?ようやくレジ袋を有料化して、少し国民の意識をエコへ向けていますが、その実態は先進国の中でも最下位の取り組みです。

水と森林の豊富であるはずの日本です。
ナウシカの呼びかけに一人一人が真剣に取り組み、これからの世界を作っていかないと、本当に腐海に飲み込まれて、毎日ガスマスクを付けないと生活できない日常になってしまいます。
現にマスクが必須の毎日。暑い夏にマスクの着用は、ガスマスク着用と同じでしょう。

改めて風の谷のナウシカを見て、専門家の検証をお耳にして、この夏私はもっと積極的に子供達の未来を創造しようと思いました。
大人の役目です、戦争をしないことも、地球環境を守ることも。

< 動画見てください >

夏休みになりました。

梅雨も明けた模様で、ようやく青い空が気持ちがいいです。

先週の年長組、「夜のお楽しみ会」の動画を配信しています。

どうぞご覧になってみてください。

私一人でカメラを持ち、ライトを照らし、話をしていたので、元々撮影技術も無いものですから、

あまり狙った映像が取れていませんが、虫好きの年中や年少さんも、早く年長さんになりたいと思えるシーンがあると思います。

少しでも夏の気分に浸って、短い夏休みを元気に過ごしてください。

< 夜のお楽しみ会 >

コロナ感染の影響は生活すべてはもちろん、

子どもたちの成育を後押しする体験活動にも大きな影響をもたらしている。

その一つは年長組のお泊まり会が出来なかったことだ。

幼稚園に仲良しの、いつも一緒に活動している友達と宿泊する体験は、

スーパーな出来事になること間違いないはずだ。

でもそれが出来ない今年は、「夜のお楽しみ会」としていつもとは違う幼稚園が体験できるように設定してみた。

夕方から登園し、スペシャルゲームで気分を盛り上げ、

熱々のカレーライスをいただき、夕暮れのグラウンドに出る。

時刻は丁度日の入り直後。ツバメとアブラコウモリと黄昏飛翔するヤンマ系のトンボが入り乱れて蚊や小さなハバチを食べまくる光景を目にした。

それらが何であるかはともかく、夜な夜な生きものが同じ空で生きていることを見て欲しかった。

そして夜の山に登っていく。

みんなが一緒だから怖くないが、それでも虫が飛ぶ音や、足元につまずくと恐怖が走る。

でもぐっと我慢して、「勇者のしるし」をもらう。

羽化したてのセミを発見したり、カブトムシのメスが夢中で樹液を吸って居たり、飛び立って子どもたちの背中に止まろうものなら、

頂上は阿鼻叫喚の叫び声が走る。

でも誰かがむしり取って木に戻すと、何事も無かったようにまた会話が始まる。

ライトを一人でもって山道を歩くのも初めてのことかもしれない。

帰り際に、「楽しかった・・・」とつぶやく子がいた。

怖かった、楽しかった、虫が嫌だった、ドキドキした、これら全部が心の成長に繋がる。

夜のお楽しみ会、無事に終わって夏休みを迎えます。

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