< 愛鳥週間です >

今日はいいお天気でしたね。

日差しが強かったですが、日陰に入ると風が清々しく気持ちが良かったです。

こんな日は何日も続きませんが、洗濯物がよく乾きますね。

多くの鳥も繁殖に入り、あちこちで子育ての様子が見られます。

愛鳥週間真っ只中!

今日の遠足の昼食を取った公園でも、ハシブトカラスが卵を温めていました。

幼稚園のお山でもシジュウカラが巣箱を2組利用し、1組が巣立ち、もうひと組ももうすぐ巣立ちです。

鳥も必死で子どもを育てています。動物はみんな同じですよ。

そして熱いキスを交わすオナガ。鳥は結構濃密な愛情表現をします^^;

完全に負けてます・・・・・・・。

< 愛鳥週間はツバメから >

玄関のツバメの巣が完成し、卵を抱いているようです。

カラスが偵察に来ているので巣立ちまで無事でいられるか今から心配ですが、

幸せを運んでくれるツバメに命の希望を託して待ちましょう。

一昔前は多くの地域、多くの家屋で巣が見られたツバメ。

めっきり数を減らし、放射能の問題も影響しているようです。

はるばる海を超えて日本で子育てするツバメたちを夏鳥と言いますが、ここが故郷(ふるさと)なんです。

故郷から追われることの無いように見守りましょう。

どうぞ幼稚園にお越しの際は見上げて見てください。

人間の生活に依存しながら子育てをする身近な野生動物に愛を!

今日から愛鳥週間です。すべての野鳥に愛を!そして共にくらせる環境を提供してください。

< 自然との向き合い方 >

今日はどうやら黄砂が飛んでいるのか、あたりがくすんでいて爽やかではありませんが、

季節はすっかり春の装いで、野外での活動が気持ちの良い気候となりました。

幼稚園の一般開放にも多くの方がいらしているようですが、ここでもう一度見直して欲しいことをお伝えします。

特にお山へ行く場合です。さあ、どんなことが思い当たるでしょうか?!

野外の自然環境に出たとき、皆様はまず何を感じますか?

緑の大切さ、開放感からの癒し、美しい景観、心身のリフレッシュ、などなど様々な感覚をもたれるでしょう。

いいですね。これは生きていく上で必要な感覚です。

もう一つとても大切で、広く人々が認識として持たなければならない事が、

そこの環境をご自身の使い方や欲求で壊してはならない!ということです。

持続可能な自然環境を残していくには、何よりもそこに集う人間がその意識と必要性を持つことです。

先週土曜日の一般開放では池に架かる橋の周りを倒木で覆っている箇所がありますが、

そこで何か生きものでも探したのか、置かれていた木々を掘り起こした形跡がありました。

元通りに戻して下され何の問題もありませんが、今朝私が見つけるまではそのままでした。

なぜ倒木が置いてあるかは理由がきちんとあるからです。

もし生きものがいたら、そこは彼らの棲家。人間が壊していいはずがありません。

ましたや生きものにとって棲みやすい環境を整えているビオトープです。

そこに棲息する虫1匹、葉っぱ1枚採取してはいけないのが原則であり、それが自然との人々の向き合い方です。

見つけた生きものはよく観察し、記録をつけて元へ戻す。

めくった木や石はまた被せておくことが ルールです。

幼稚園のお山は小さな生きもの保護区と思ってください。向き合い方が何より大切なんです。

元々の様子

倒木をめくった様子。バラバラでしょう。

土曜日のことです。

自宅近くの雑木林です。伐採により日当たりが良くなった林縁部。

本来そこで芽吹きを待っていた野草が10年振りに顔を出したと思ったら、

案の定、日曜日にはもうありませんでした。

いわゆる貴重な野草の盗掘です。

自身の欲求や売買目的でしょう。土曜日の午後に見つけ、

「なんてかわいい日本の蘭でしょう。雑木林の豊かさを感じるね」

と微笑んでから16時間後にはもう掘り出されてしまいました。

人通りの多い場所ではありません。この花を盗掘目的で探して歩いている人か、たまたま目にして気に入って採ってしまったか・・・・・・。

最初に挙げた認識や重要性が身についていれば、このギンランは毎年株を増やし、この雑木林の林床を豊かに美しくしてくれたはずです。

小さな花ですが、そこへは特定の虫も集まったでしょう。

ギンラン(ラン科)山地や丘陵地の林内に生える多年草。4月から5月に白く小さな花を付ける。

盗掘前の土曜日午後の現場。

採取は破壊であり、再生はほぼ不可能なのです。

毎月生きもの観察会を行っています。自然との向き合い方をこの会で学び、人間の生活に欠くことのできない自然環境のあり方を身につけてください。

 

< 緑区の新任 研修会へ行ってきました >

ながつた幼稚園は横浜市幼稚園協会へ加入しています。

その中の緑支部11園が毎年新年度の研修会を開き、新任先生方の歓迎と新年度に向けた研修会を持っています。

どんな因果か今年は私に講師依頼があり、安請け合いをしてしまったので50分の講演をすることになりました。

テーマは、

「身近な自然観察を通して」です。

ながつた幼稚園の新任も参加しましたが、どうだったでしょうか。

自園の自然環境に目を向け、そこにいる生きものをもっと見つめて関わってください、という内容にしました。

子どもたちが普通に接している自然をもっと担任が共有しないといけないよ!という話です。

特に新任の先生には心構えを伝えてきました。

またこれで1つ課題をこなしました。

私も与えられた仕事をコツコツとこなす毎日です。

更に今年度は自然観察の研修を毎月設け、横浜市の教育研究大会で発表しなければいけないのです。

今から気が重いですがなんとか頑張りましょう。

子供たちも新しい環境に出て心身共に疲れているでしょう。

週末はハメを外さず、ゆっくり体と心を休め、また月曜日は幼稚園スイッチを入れてくてください。

今日の仲間^^;

ハラグロオオテントウ

12ミリもあって国内のテントウムシ界で最大!

アブラムシを食べてくれる益虫です。殺虫剤で一斉に死滅させないようにご注意ください。

 

 

< ツバメ再び >

本日を持ってすべての学年の懇談会を終えました。

初めて入園される保護者の方も多いせいか、なんとも静粛に真剣に話を聞いて下さり、嬉しかったです。

年度の初めでお伝えする義務もありますし、いろいろな事を周知していただく必要もあります。

出席いただいた保護書の皆様、ありがとうございました。

年中、年長さんまで懇談会はこのようにお願いします。^^;

そして毎年玄関で子育てをしているツバメがようやく巣作りを始めました。

今年は少々遅めですが、それでもまたかわいいヒナたちを見られるかと思うと、こちらも嬉しい限りです。

毎年何千キロも旅をして繁殖する彼らのダイナミズムを思うと、定められた生命の神秘に畏敬の念を抱かずにはいられません。

どうぞ巣立ちまで見守ってください。

ちらっとこちらを見たお母さん、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< 孵化成功 >

3度目のキリギリス飼育、そして産卵から8ヶ月。昨日水を上げるため飼育ケースを開けたら、

カサ!と動くものがいた。

ヤッター (((o(*゚▽゚*)o))) キリギリス第1齢である。

大きさは3ミリほど。可愛いでしょう。これからこの小さきものををどうやって大きくして行きましょう?

お山のススキ原で生息できるように苦戦は続きます。

次はマツムシか???

 

< 清明とは・・・ >

今日は清明。全てのものが清らかで生き生きとする頃のこと。

若葉が萌え、花が咲き、鳥が歌い舞う、生命が輝く季節の頃とあります。

いかにも春の息吹を思わせますね。

職場に篭っているとこんな風には感じられませんが、一度野外へ出ると、それはそれは色づく環境が目に入ってきます。

今日は白蝶も飛んでいました。

季節毎に野外へ出て山野の変化、彩を自分で感じないといけません。

元々人も自然環境の中で生き、生活してきました。

忘れないようにしたいものです。

ニホンタンポポとクヌギの花

タチツボスミレとサンショの花。

歌うアオジ(秋じゃないよ^^;)

植物は全ての生命を支えます。

 

 

< 春の日 >

朝から暖かくホッとするお山。

テングチョウが舞い、ウグイスがさえずりの練習をし、コナラのどんぐりが芽を出した。

日溜まりでは小さなアブたちが飛び始め、お山が色付くのももうすぐだ。

明日の卒園式を控えお手紙を頂いたり、ご挨拶を頂いたり、季節が巡ることを実感する。

大掃除にお仕事を休み参加してくださる皆様に感謝しつつ、日頃から清潔で活動しやすい施設環境の整備に思いを馳せる。

日頃から皆様のご協力なくして、幼稚園は成り立たない。

春を感じる暖かい日に、子ども達と過ごす幸せを感じながら、しっかりと年長さんを送り出そう。

テングチョウは寒い冬を成体で越す。春一番に飛び立ち相手を見つけすぐ産卵。

今日は2頭が飛び回っていた。

自然の摂理に身を委ねる彼らである。

たくさん落ちているコナラが発芽している。みんなのどんぐりもこのように育ってくれるといいのだが・・・・・・・。

日当たりが大事そうだ。

これは3月上旬に孵化したニホンアカガエルのオタマジャクシ。

今日気分転換に^^;数えてみたら、583びきいることがわかった。1匹の産卵数が600前後ということだ。

今年の卵は13個あった。単純にかけ算すると、7、579匹が生まれることに成る。ウヒャーーーーーー。

そして普段はなかなか姿を見せないクチボソ(モツゴ)が背中を痛めて浮いていた。

繁殖期に入り、仲間同士で何かあったのか?誰かに食べられたのか?

どうしたんだろう・・・・・・・。

まだ息が合ったが、この子も他の子(オタマジャクシ)の命を助けることになるのだろう・・・・・・・。

決して無駄な命は無いのである。

自然は循環することで生態系を維持している。

素晴らしいことだ。

 

 

< あっ動いた、生まれたの? >

ニホンアカガエルの産卵から約1ヶ月。

水槽に教材用として取ってきた丸々の卵が、グニャグニャになり、幼生が動き出した。

オタマジャクシの1歩手前。

毎日観察している子が、「細長くなった」と不思議がる。

今日はその細長が、頭の部分と体の部分にくびれ、うねうね動いたのである。

「あつ動いた!生まれたの?」

もう生まれているけど、進化したってことかな。

少しの間は卵の殻(ぜりー条の保護膜)を食べてだんだんとオタマジャクシになっていく。

こんな姿を見られるのも池とお山が一体となった環境があればこそ。

人以外に普通に生きものが息づいていることを体感して欲しい春です。

アカガエルの声が聞きたい方はどうぞ声をかけてください。

録音してありますので^^;

明日は4年振りの部分日食。さてお日さまは出るでしょうか?

日食メガネで見ないとダメですよ。

(日食網膜症経験者は語る・・・・・。)

< 春一番とアカガエル >

春一番の嵐と共に、今年は1週間ばかり早くアカガエルが産卵にやってきました。

土曜日の夜4つ、日曜日の夜2つ、今日は6つの卵の塊(卵塊)を確認できます。

昨年の卵よりひとつの塊が大きく、メスの成体が大きくなっていることがわかります。

きっとお山の環境でよく育ち、卵をたくさん作れたのでしょう^0^

今日はうめ組も戻ってきて、みんな元気に登園できました。

欠席は全体で26名、内インフルエンザは9名でした。

雨が降ったこともあり、ウィルスの飛散も少し落ち着いたかもしれません。

これから3月にはアズマヒキガエルもやってきて、お池はにぎやかになってきます。

すみません、お見苦しい私の足先で^^;

大きさの目安に一緒に写しました。(ペコリ)

 

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