< まだセミーーー! >

今日は早起きをして近くの川をお散歩。

もちろんバードウォッチングも兼ねる。これは日常。

ちょっと歩くともう汗が出るほど、日向は暑い。

そして聞こえてくるのはアブラゼミの声。

11月だというのにまだソメイヨシノで一人さびしく鳴いている。

さすがに仲間の声は聞こえず、枯れ葉がはらはら散るばかり。

季節の攪乱に生き物たちは生態まで狂わされる。

アブラゼミの下では、ロシアや中国から到着したばかりのカモたちがのんびりと羽繕い。

まだ羽の模様が完全に変わっていないオス(エクリプスと言います)も数羽いた。

時々「ピリリ」とか細い声を出す。求愛の練習かな?

私はこのコガモたちの声が大好きだ。

また恩田川ではこれから春まで、この澄んだ、どこかノスタルジックな声を楽しむ事が出来るだろう。

今日は30羽以上いました。

そして多くのマラソン人。

ジョギングは人気ですね!

バードウォッチングは全然ダメです。

晩秋のセミ見たいに、万年マイナーですかね・・・・・・。

Filed under: お山の様子(生き物と植物),未分類 — itsuko 11:30

< お手紙 >

今日久し振りに子どもからお手紙をもらいました。

中には折り紙大の四角い紙に、クッションシールが5つも貼ってあり、

裏には一生懸命書いてくれた文字がきれいに並んでいました。

「いつこせんせいがだいすきです。

しょうがっこうにいってもおぼえてるよ。」

とありました。

なんと素敵なお手紙でしょう。担任でもない私に、ずっと覚えていてくれる宣言をくれました。

有り難い事です。

その子にはすぐお礼のお返事を書きました。

毎日雑務に追われながらもこんなご褒美をもらえると、腰の痛みも和らぎます。

世間では大会社のトップが会社を私物化するような、そして巨額な資金を隠すような信じられない事件が起こっています。

人の上に立つ者は常に自分を律し、低姿勢で信念を持ち、的確な判断ができる人物でなければなりません。

私はそうありたいと心掛けています。

そして子どもたちから遠く離れず、すぐ傍の存在として、いつも一緒に出来事を共有したいと思っています。

そんな日頃の心がけに、子どもが答えてくれたと思える今日のお手紙でした。

先日の父母の会さんのアロマ講習会にも癒されましたが、

子どもからの素敵なお手紙は先生冥利に尽きる逸品です。

保護者の皆さまからのお手紙も大歓迎ですが、どうぞお手柔らかにお願いします。

 

 

 

Filed under: 未分類 — itsuko 18:06

< 交通事故、気を付けて。 >

ながつた幼稚園には送迎バスが4台ありますから、もちろん日頃から交通事故にはくれぐれも

注意するように言っておりますが、

車を降りればすぐ歩行者になり、いつ車が突っ込んでくるか分かりません。

本日、幼稚園の正面玄関前で在園児と自家用車の接触事故が起きてしまいました。

正面玄関前も、グラウンド青門前もすぐに車道ですので日頃から注意はしておりますが、

事故は一瞬の出来事で起きてしまいます。

幸いにも園児には大きな怪我が無く済みましたが、

どうぞ皆様、小さなお子さんの行動には細心の注意を払って、

公道では必ず手を繋いで行動して下さい。

事故があってからでは遅いですし、無謀な運転をする運転手もおります。

日頃の注意が事故防止に繋がりますから、口うるさく注意しましょう。

また私たち教職員も再度、登降園時には必要な場所へ人員を配置し、

注意をしたいと思います。

歩行者側から気を付ける事、運転者側から気を付ける事、双方の視点に立って、事故の無いように致しましょう。

もし、事故が起きてしまったら、まずは怪我人の救命と保護。

所轄への連絡、そして車輛の安全な場所への移動(他の車両への合図)などです。

双方ともに非常に動転しますので、深呼吸をして落ち着いて事に当たりましょう。

先日救急救命講習会を受けたばかりでしたので、ドキドキしてしまいました。

大きな怪我にならずに、本当に良かったです。

Filed under: 未分類 — itsuko 17:46

< 安全運行にご協力下さい。 >

また痛ましい事故が起きてしまいました。

幼稚園の送迎バスが在園児の弟・妹を事故に巻き込んでしまうケースは何度も起きています。

千葉県佐倉市での事故でした。

お母さんがちょっと目を離したすきに、バスに近づいてしまったようです。

死亡事故となってしまいました。

運転手は運行の全責任を追っていますが、

死角という場所が大型車両には存在し、小さな子どもが発車寸前に車輛の近く、ましてやタイヤの周りに座り込んでしまったりすると、

気を付けていても見えない時があります。

しかし業務上過失致死です。

亡くなってしまった乳児の保護者の方の無念と悲しみはいかばかりでしょう。

心が痛みます。

これが当園で起きてしまったら、と思うと、背筋が寒くなります。

今日は運転手全員に、発降車時の安全確認を再度指導した所です。

どうぞ送迎に出て下さる保護者の皆様も、

お子さんから目を離さないように、所在を確認してください。

送迎バスを利用する双方にとって、最悪の結果になってしまいます。

これからもご協力をくれぐれもよろしくお願いいたします。

別件です。

本日子どもたちにお話する予定だった放射能の事は、私の段取りが悪く時間が取れずに、

31日の月曜日となりました。

お話上手なN先生が手伝ってくれます。

Filed under: 未分類 — itsuko 17:46

< タメ語母さん! >

「日本語が乱れている!」と言われて行く久しいですが、

どのようにお返事しようか頭を抱えてしまう事があります。

幼稚園の先生は小学校の先生とは少々違う立場に、特にお母様方の間では位置付けられている用には感じますが

(それは先生と言っても身近な存在で、年齢も比較的若く、子どもの教育的な事だけでは無く世間話も含めた人となりの話がし易い?存在?)、タメ語はいけません。

タメ語!いわゆるお友達同士の会話語です。

そもそもお友達ではありません。

「あっ、先生。今日お弁当忘れちゃって、後から持って行くから言っといてくれる!」

「ももっこのチケットっていくらだったっけ?」

「ちょっと聞きたいんだけど、上履きの17,5センチはあるの?」

人として生きている以上、どうしてもコミュニケーション能力は必須条件ですが、

ただ使えればいいって物じゃありません。

言葉は道具ですが、道具には用途に応じた適切な使い方があるのです。

せめて、せめて、お友達では無い人と話をする時は、丁寧語を使いましょう。

日本語には謙譲語だの尊敬語だのいろいろありますが、

言語ですから使わないと使えません。

また言葉はその方の品格を現わします。

日頃からきちんとした、きれいな日本語を使いましょう。

子どもたちに人気の絵本、「たまごにいちゃん」や「たまごねえちゃん」はいいですが、

「タメ語母さん」は絵本にもなりませんよ!

 

Filed under: 未分類 — itsuko 11:47

< 肩こり注意! >

えーーー今日は朝から書類をたくさん作っていましたので、

肩がカチカチになってしまいました。

それでなくても最近腰痛のせいで思うように体を動かして

いないので、

どこもかしこもカチカチのコリコリ!

よって今日はもうパソコンは止め。

この辺でおしまい。

でもこれだけはご報告。

お山のカラスザンショウについていた

クロアゲハの幼虫が無事に蛹に成ったのですが、

なんと今朝、子どもたちにお話ししていたら、ポロッと落ちてしまい、

驚愕の一瞬がありました。(飼育ケースに帯糸でついていたのです。)

焦る気持ちを何とか抑え、どうしよう????????

結果、コニカルパックなる円錐形の巻物の中に入れて

保護する事にしました。

この姿で越冬です。

大丈夫でしょうか!

これから春のスイッチが入るまで、じっと待つのです。

あーーー、肩が痛い。

 

Filed under: お山の様子(生き物と植物),未分類 — itsuko 17:50

< モズ初鳴き >

モズとはモズ科の鳥の名前です。

通年身近な自然に暮らしていますが、

丁度この頃から「高鳴き」という叫び声を上げます。

きっとどこか(ちょっとした畑や稲刈りの終わった田圃、公園や家々のアンテナに電線など)で聞いた事があると思いますが、

「キィーキキキキキキ」と甲高い声で長く鳴きます。

これからやって来る冬のエサ場の確保のために、なわばりを宣言しているのです。

この地域はモズはまあまあいますから、もうそろそろ聞かれるはずです。

生物季節年表では今日が横浜のモズの初鳴き平均日。

まだお山では聞かれませんが、この声が聞こえると、本格的な秋の到来です。

ほら、鳴いてる、鳴いてる。

そして社会でも今日で終了する制度やシステムがあります。

生活現場でもいろいろな事が変わるようです。

まずは迷走していた「子ども手当」の見直し。

支給金額も該当年齢も変わります。これはこの年度までのつなぎ措置です。結局来年24年度からはまた児童手当に戻りますから、ややこしやです。

最低賃金の引き上げに、求職者支援法の施行。

電力9社と大手都市ガス4社の料金値上げ。

乳製品の値上げ。

私、バターはちょっと多目に買いました。

他にも小麦や印刷用紙が値上がりしたり、飛行機の燃油サーチャージは下がったり(これだけ円高なんだからもっと下げてもいいような・・・・・・)、

BSデジタル放送が24チャンネルになったり、NHKラジオ放送をネット配信したり、と様々な暮らしの中での変化があります。

そうそう生食用牛肉の新基準も施行されますが、いつの時代もその決まり事を搔い潜って上手くごまかし、問題を起こす人たちがいるから、また新しい決まり事が増える!というイタチごっこの基準です。

しかし先日久し振りに焼肉屋さんへ行ったのですが、

そこで食べたレバー刺しの美味しかったこと!

実に新鮮で、普段まったく生肉を食べない私でも、美味しく感じた程でした。

ゴマ油にちょっと塩を落として食べるのがいいようです。

すると、毎日痛くて、痛くてしゃべるにも困っていた口内炎が、スーーーーと治ってしまったのです。

生肉(肝臓)のビタミン保有量は素晴らしい! ということでしょうか。

だからイヌイットの人々はアザラシを捕獲すると真っ先に肝臓を取り出してその場で食べ(小さな子どももです)、地域の人々にも分け与えるのですね。

命をいただくのですから、それはそれは感謝して、神に祈って取り出します。(NHK?スペシャル「日本人イヌイット」より)

あらら、話が逸れましたが、そういう事で9月が終わると一揆に秋。

モズの高鳴きと同時に、日本の秋を満喫しましょうか!

(暮らしは厳しいですが、気持ちだけは高鳴きに負けないように!)

明日は新入園児さん向けの説明会です。

1年に1度のプレゼンテーション。

新しい発表もありますし、何とか熱くアピールしたいと思います。

また寒く成るようですから、風邪など引かないようにご注意ください。

レバ刺し、いいですよ!

 

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 16:56

< お客様 >

今日はアメリカのアンカレッジからお客様が

いらっしゃいました。

教育施設の什器(備品)を作っている会社のデザイナーさんだそうです。

ながつた幼稚園で入れたくつ箱や子どもたちのロッカーを作った会社にコンタクトがあったそうです。

そこでこの会社から園内見学の申し出がありました。

教材会社さんの担当者も含めて、総勢7名です。

それはそれは感動して帰られました。

そこは社交辞令もあったかもしれませんが、

とにかくきれいである。

カラフルである。

子どもたちが楽しめそうである。

雰囲気が明るい。

などなど、こちらが目指して取り入れた環境が、その狙い通りにアメリカのデザイナーさんにも伝わったようで、

うれしかったです。

だいたいアメリカでは、トイレの便器の色を一つ一つ替える発想は無い!と言っていました。

廊下に貼った虹のシールもここを歩いて行けば、自分のクラスに行ける意図をちゃんと読み取ってくれました。

すばらしい! と誉められました。

何だかたくさんのアイデアを盗んで行ったようです。

最後に「たくさんのイメージが湧きました。」と言って

帰られました。

きっとご自分の会社のプレゼンに生かすのでしょう。

採用されたら、半分は私にデザイン料をまわしてくれないとね!

おみやげに、今日は丁度お行儀のおけいこもしていたので、その様子も見て行きましたが、

今日のお菓子(まん丸月とうさぎ)を持たせてあげました。

9月は?中秋の名月月間ですから・・・・・。(誰が決めたの!)

こんな感じです。

いかにも日本風のわび・さびの効いた干菓子に、これまた痛く感動し、写真を撮っていました。

やれやれ、接待は疲れます。

尚且つ、英語の出来無さにがっくりしてしまいました。

もっと勉強しておくべきでした。

日頃全く使わないんですから、しょうがないか!

しかしこれからの時代、英会話は必須条件ですね。

これから勉強するか。

と、また一つ、クリアしなければいけない事が増えました。

お疲れさまでした。

 

Filed under: 未分類 — itsuko 19:09

< 比べない生活 >

私は深夜放送で育った世代なので、今でも午後23時過ぎはラジオを聴いています。

学生時代はもちろん「オールナイトニッポン」でしたが、今はBGM代わりです。

いやーーーあ、この伝説の深夜放送を知らない世代の方々が多いはずですね。

今の学生たちはラジオって聞くのでしょうか?

きっと同世代として親しみを持っていただいている?Yさんならご存知のはずですが・・・・・!

クロスオーバーイレブンやジェットストリームは今でもお気に入りの一つです。

そして時々NHKFMを聞いているのですが、昨日はたまたま合わせたこの曲で、テレビや新聞でお馴染の精神科医の香山リカさんの話が飛び込んできました。

「そう、皆さんすごく小さな事で悩んでいて、どうしても今の自分と周りの人々とを比べちゃうんです。」

「あの人はすごい。自分は全然出来てない。」

「あの人はいいな。私にない物をいっぱい持っている。」

「あの人に出来て、どうして私には出来ないんだろう。」

「何で私ばかり叱られるんだろう。」

「何でいつも失敗しちゃうんだろう。」

と誰かと、または何かと自分を比べています。

まったく必要の無い悩みを自分で作っちゃっているんですよ。

「いいよ、いいよ。私も毎日頑張っているんだから。」

「一生懸命やっているから、これくらいしなくてもいいよ。」

「きっとあの人にもたくさん悩みがあるはず。」

「私だってこんなにたくさん持っている。」

「こんなに好きな事が私にはある。」

「少しくらい上手く行かなくても、あの人にも失敗経験はあるはず。」

などなど、ベットにもぐって聞いていたら、スーーーと力が抜けました。

子どもたちへの教育指導では

「他の子と比べない」

「今、この子に必要な事を優先させて」

と先生方や保護者の方々には言っているのに、いざ自分の事となると、「あれもしなきゃ、これもしなきゃ。」

と常に頭を騒がせる。

「いいな、あの人は・・・・・」

「いいな、みんな自由で。」

「何で毎日働いているんだろう・・・・・・」と、

自分の身の上を嘆くのである。

みんなそれぞれ悩みがある、なんてその通りなのに!

人と自分を同じ器に入れるのではなく、自分には自分の量だけ入れたり、出したりすればいい。

昨日の表題ではありませんが、ちょっと一息、思考回路を変えればいいんだなーーー、と。

悩みなんて、ほんの少し考え方を変えれば消えちゃう物もあるようですね。

心や体が受けたダメージはなかなか消えるものではありませんが、

心持ち、考え方をちょっと変える事で、日常が少し楽に成る事は確かなようです。

比べない生活を心がけましょう。

 

 

Filed under: 未分類 — itsuko 19:03

< ちょっと一息 >

動物愛護週間も終わるので、ちょっと一息。

(関係ないか!)

9月は連休が続きますね。

大震災から家族の絆、繋がりを大事にする傾向が強く成ったと言われています。

皆様もお休みはご家族みんなで楽しめる方法をお考えでしょう。

運動会もそんな参加型の活動になったでしょうか。

今日は冷たい雨になってしまいましたので、写真でも見て下さい。

ちょっと一息です。

明日からの月末はまた忙しいので!

今回は最近遭遇した哺乳類をご紹介しましょう。

まずは、ミンククジラ。北海道羅臼沖で出会いました。

この白い影が海面に出ると、

スベスベの細長い体が見えました。

大きな体の割には小さな背びれが特徴です。

ずっと船の横を伴走していました。まだ子どもだそうです。

そしてこちらは映像がよくありませんが、

ツキノワグマです。乗鞍高原で出会いました。

実はクマが人の住む環境近くに生息しているのは大変珍しく、その為に人との接触も多いので、毎年何百頭も射殺されています。

実に悲しい事です。

この時の私との距離は250mくらい。

私は上から、下の窪みで懸命に木の実を探しているツキノワグマを見ています。

豊かな森林が毎年木の実をたくさん付けてくれれば、人里へ降りる事も無いでしょう。

人が彼らの生息地へ無暗に入って行かなければ、遭遇する事も無いでしょう。

無条件で殺されるのはクマの方ですから、人はクマの命の代償として、その行動には責任を持たなければ成りません。

神奈川県下でも多くのクマが射殺されていますが、最近では「これ以上駆除すると絶滅の恐れがある」として、また野に放されています。

かつては生息していた日本と同じ島国のイギリスでは、同じような利用から駆除した事で、結局絶滅してしまいました。

日本はその面積の大部分が急峻な山と森林です。

限られた狭い平野に多くの人と野生動物が共存していますから、お互いの存在をよく理解し、住み分けないといけません。

それにしても野生動物は威厳があり、実に美しいです。

いつまでも一緒に暮らしたいですね。

 

Filed under: お山の様子(生き物と植物),未分類 — itsuko 17:38